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新着情報

2020年07月09日(木)掲載

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3号店 新オープンのお知らせ


近畿大学(大阪府東大阪市)と、近畿大学発のベンチャー企業である株式会社アーマリン近大(和歌山白浜町)は、3店舗目となる養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所 はなれ」を、東京駅の新たなエキナカ商業施設「グランスタ東京」に出店します。「グランスタ東京」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開業を延期していましたが、令和2年(2020年)8月3日(月)にオープンすることが決定しました。

【本件のポイント】
●「近畿大学水産研究所 はなれ」が8月3日(月)東京駅エキナカ新商業施設にオープン
●豪華な朝食メニューやクロマグロやマダイで紅白を演出した手桶寿司などメニューが決定
●日本の中心といえる東京駅で近畿大学の研究成果と養殖魚の魅力を世界に発信

【本件の内容】
令和2年(2020年)8月3日(月)、東京駅の新たなエキナカ商業施設「グランスタ東京」の開業に伴い、近畿大学の養殖魚専門料理店の3号店がオープンします。
店名は「近畿大学水産研究所 はなれ」として、大阪と銀座の既存店とは異なり、近畿大学が稚魚まで育て、その後各地の業者が育成した養殖魚「近大生まれの魚」を中心に提供します。また、国際基準の水産エコラベル認証制度「SCSA認証」によって、持続可能で環境に配慮して生産された養殖魚であると証明されたものを積極的に取り扱います。
近畿大学の養殖魚専門料理店は、大学の研究成果を社会に還元することを目的として運営しており、さらに、近畿大学の建学の精神である「実学教育」を実践する場所としても活用しています。今回オープンする3号店でも、学生の書作品を店内インテリアに取り入れたり、学生が開発に係わったメニューを提供したり、学生の成果を発信する取り組みを行っていきます。
日本の中心であり全世界の人々が集まる東京駅で、近畿大学の研究力と養殖魚の魅力を世界に向けて発信します。

【店舗概要】
店  名:近畿大学水産研究所 はなれ
     (KINDAIUNIVERSITY AQUACULTURE
     RESEARCH INSTITUTE RESTAURANT ANNEX)
開店日 :令和2年(2020年)8月3日(月)
出店場所:東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ東京」 1階
店舗面積:60.2m2(18.2坪)
営業時間:月~土 8:00~22:30(LO.22:00)
     日・祝 8:00~21:30(LO.21:00)
客席数 :24席

【メニュー紹介(一部抜粋)】
3号店はエキナカという立地を生かしたメニュー構成となっています。日本ならではの「手桶け」を器に見立てた手桶寿司など素早く提供できるメニューのほか、1・2号店にはない朝食メニューも特徴です。米は近畿大学農学部が監修した「金賞健康米」を使用し、寿司酢には江戸前寿司の伝統である赤酢を使用しています。また、近大マグロのエキスが入った「フリーズドライの味噌汁」を出店に合わせて開発するなど、随所に近畿大学の研究力が発揮されています。

<近大紅白手桶寿司>
2,200円(税込)
紅色は「近大生まれのマグロ」、白色は「近大生まれのマダイ」と「近大シマアジ」を使用し、食材でおめでたい紅白を演出しています。

<近大づくし朝御膳>
1,650円(税込)
焼き魚と「近大生まれのマグロ」のお造りが味わえる豪華な朝食メニューです。焼き魚は、近大が養殖した“近大卒の魚”を日替わりで提供します。

<マグロづくしの手桶寿司>
2,950円(税込)
「近大生まれのマグロ」の大トロ、中トロ、赤身がのった、クロマグロの美味しさを堪能できる逸品です。一日150食の数量限定で提供します。

<近大バラちらし寿司>
1,650円(税込)
「近大生まれのマグロ」と「近大生まれのマダイ」、「近大シマアジ」がふんだんにのった豪華なちらし寿司です。一日100食の数量限定で提供します。

※ 使用食材は仕入れ状況により変更する可能性があります。

【食材紹介】
<近大生まれの「鷹島本まぐろ」>
長崎県の本まぐろ養殖の専業メーカーである双日ツナファーム鷹島株式会社が、近大生まれの稚魚から養成。対馬海流の早い潮流に乗って運動することで育つ、きめ細かい身質が特徴です。

会社所在地:長崎県松浦市鷹島町阿翁浦免字迎801番4
代表者:田口 学 設立:平成20年(2008年)9月

<近大生まれの「ふかうら真鯛」>
愛媛県の安高水産有限会社が近大生まれの稚魚から養成。深浦湾の黒潮と豊かな自然に囲まれた環境で、ゆったりとした大型生簀で安全・安心、最高の肉質にこだわって養殖されています。

会社所在地:愛媛県南宇和郡愛南町深浦1888番地
代表者:安岡 高身 設立:昭和51年(1976年)9月

<近畿大学農学部監修「金賞健康米」>
幸南食糧株式会社が、近畿大学農学部と精米機メーカーの株式会社サタケの技術協力により開発。従来は糠と一緒に取り除かれていたビタミン類やミネラル分などの栄養成分を残したまま精米する技術によって、米の栄養価を高く保つことに成功しました。

<近大マグロ中骨エキス入り「フリーズドライの味噌汁」>
完全養殖でサステナブルな「近大マグロ」は、身のみならず頭から尻尾まで料理として提供されており、さらに皮から財布などの製品を作るなど余すところなく活用されています。唯一、使用していない中骨からエキスを抽出し、3号店オープンに合わせて味噌汁を開発しました。

【実学教育の場として】
近畿大学の養殖魚専門料理店は、建学の精神である「実学教育」を実践する場でもあります。店内インテリアとして掲示する書画の「海を耕す」の文字は、近畿大学文化会書道研究墨濤会の学生の作品です。「海を耕す」とは、初代総長の世耕 弘一が、戦後の食糧難の時代に「これからは海を畑のように耕すべきだ」と提唱したもので、水産研究所設立の理念となった言葉です。