• 和名:カンパチ

  • スズキ目

  • アジ科 ブリ属

英名:Greater amberjack 学名:Seriola dumerili

カンパチ

和名:カンパチ

スズキ目

アジ科 ブリ属

日本近海では同属のブリやヒラマサより漁獲量が少なく、美味な魚でもあるため、天然ものは高級食材として扱われる。養殖も盛んに行われ、その主産地は鹿児島県・錦江湾で、養殖に使用する稚魚はその大半が中国から輸入されている。平成25年度の養殖計画尾数は約850万尾であるが、近畿大学では約20万尾の養殖用種苗を生産・販売している。

魚種豆知識

和名「カンパチ(間八、勘八)」の呼び名は、正面から見た際に目の上の斜め帯が漢字の「八」の字に見えることに由来する。日本での地方名は数多く、東京ではカンパ(東京)、関西ではシオ(60cmくらいまで)、鹿児島ではアカバラ、ネイゴと呼ばれる。

養殖方法

1辺12m四角×深さ8mの生簀網で飼育します。温暖性の魚で成長は早いのですが、冬の寒い和歌山では少し苦戦します。それでもふ化後1年で1.0㎏、2年で2.5㎏となります。

養殖の歴史

1969年世界で初めて人工ふ化に成功。
2006年完全養殖魚の生産開始。

生産現場の様子

4月下旬から5月上旬にかけて採卵し、陸上水槽で40日程飼育し、4cmくらいになると海上の生簀に沖出しします。海上生簀でさらに40日程飼育すると15cmにまで成長します。

和名:イシダイ

イシダイ

スズキ目
PAGE TOP