イシダイ

北海道以南の日本沿岸に分布し、硬いくちばし状の歯で硬い殻をもった甲殻類や貝類等を食べる。大きいものは全長80cmになる。産卵期は4から7月で、直径0.8から1.0mmの卵を産む。

魚種豆知識

体色は7条の横縞が特徴であるが、雄は成長するにつれ縞が消えていく。老成した雄は全体が灰白色になり口辺部が黒いため「クチグロ」と呼ばれる。磯の王者、幻の魚と呼ばれ釣り人のあこがれの的である。

養殖方法

人工種苗を小割生簀に収容し、市販のマダイ用配合飼料を与えて養成しています。水温が26℃で最も成長が早く、18℃を下回ると成長が停滞します。単独で養殖するよりも成長が早いため他魚種と混養される場合があります。

養殖の歴史

生産現場の様子

イシダイ稚魚の取り上げ作業をしています。